読んでみた本
・・・ 脊髄損傷でありながら、体を治す事を諦めないで社会復帰を目指す気持ちを持って読んだ本の紹介
と感想です。
感想内の評価(★)はそんな見方で採点しているので、一般的な評価とは異なると思います。
一歩踏み出せない。くじけそうな自分の気持ちを奮い立たせたい。そんな時に読んでみたい本です。 ・・
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○怪我・障害の克服
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<本の内容>
事故により首の脊髄に重い損傷を負い、瞬きだけとなった女性が、
ただひたすら人としての尊厳を追い求め、
在宅で凄絶なリハビリに果敢に挑み、ついに、立ち、そして歩いた!
それは、"神経"という、神の領域への挑戦。
「一生寝たきり」という医学の常識を覆し、希望とは、勇気とは、
そして生きることとは何かを問いかける迫真の全軌跡。
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<本の評価> ★★★★★
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<本の感想>
これほど感動した本はそう無い。強く人間としての誇りを持ち生き続ける様は、同じ脊髄損傷を持つ者として、大きな感動と共に
誰もが持つ可能性を教えられているかのようだ。テレビでも奇跡のリハビリとして取り上げられ、その内容は中枢神経は再生しない
と決め付けている日本の医学に一石を投じたと感じられる。
実際主人公の女性にお会いした時は、その動きの一つ一つに目を奪われ、自分の方が損傷度合いが酷いのでは?と感じるほど
だった。
もしあなたが脊髄損傷又はその障害を持つ人と知り合いなら・・・自分自身の可能性を信じるなら・・・読む事で何かが変わるだろう。
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<本の内容>
人生は、ときに残酷だけれどそれでも人は生きる、鮮やかに。
世界一の自転車選手を25歳で襲った悲劇―睾丸癌。
癌はすでに肺と脳にも転移していた。
生存率は20%以下。
長くつらい闘病生活に勝ったものの、彼はすべてを失った。
生きる意味すら忘れた彼を励ましたのは、まわりにいたすばらしい人々だった。
優秀な癌科医、看護婦、友人たち、そして母親。
生涯の伴侶とも巡り合い、再び自転車に乗ることを決意する。
彼は見事に再生した。
精子バンクに預けておいた最後の精子で、あきらめかけていた子供もできた。
そして、彼は地上でもっとも過酷な、ツール・ド・フランスで奇跡の復活優勝を遂げる―。
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<本の評価> ★★★★★
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<本の感想>
素晴らしい生き様だと感じる。トップアスリートだからこその精神力と肉体を持ち、闘病し勝つことが出来たのか?
それも有るだろうが、大きな事は励まし支え続けてくれた人の存在。そして不屈の精神力。
ツール・ド・フランスでの優勝という大きな目標があったからこそ、様々な問題が小さな事のようにすら錯覚してしまいそうだ。
読むほどにどんどんランスの魅力に引き込まれ、彼だから出来たのだ、そう思ってしまうかもしれない。
しかし私は感じる。
「人間はこれほどまでに強く生きる事が出来る・・・諦めなければ」
物語の向こうでランスがそう言っているように。
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<本の内容>
生きるのに時があり、死ぬのに時がある……
2005年2月28日23時50分、38歳の彼は妻と幼い子供4人を残してついに旅立った。
末期の肝細胞ガンの宣告を受けた世界的プロウィンドサーファーが、最期の場所としてハワイを選び移住。
家族との間に生れた深い心の交流に、「ガンになってよかった」と思って過ごした日々。
余命宣告期限を超えて188日、死の間際まで綴り続けた命の記録。
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<本の評価>
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<本の感想>
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